古書組合に加入しました。

古書組合に加入しました。

古書組合加入費の領収書

この度 古書BGMは古書組合(全国古書籍商組合連合会)に加入しました!

福岡県内には福岡・北九州の2つの会があり、当方は福岡市を拠点とするため福岡組合の所属になります。

これまでも、勤務先の本々堂の仕事で、九州内の市会(組合の古本交換会)をメインに 東京・大阪・名古屋などの市会にも度々参加させてもらってました。
目に見える所で大きな変化はなく、今までやってきた事を自分の名義でやる感じになりそうです。

(現在 組合主催の古本まつりは秋に開催している1回?のため、出店の機会などに変更はない)


独立について


ちなみに、今のところ独立する訳ではありません。

要因は、本々堂で好きに仕事をさせてもらっている事です。

労働である以上 楽なわけではありませんが、
値札書き・判子押しから始まり、即売会(古本まつり)の仕事、店番や接客、ネットの商品登録、梱包発送、出張買取、市会(組合の古本交換会)での入札など、何でもさせてもらいました。

扱う本、売り買いしていただくお客さんのご要望なども その時々で変わり、毎日が発見の連続。飽きることがありません。



そもそも、自分が過去に「独立したい」と考えていた理由は、いち労働者として「他者と対等でありたい」からでした。
お客さんあっての商売ですので、完全にそうありたい訳ではありません。

非 男性である自分は特に、独立しない限り、対等な関係になりようがないのではと諦めている部分がありました。

しかし、色々な仕事をしていく中で、「主」でありつつ「従」であり、「従」でありつつも「主」として、いち個人として働く事ができるようになりました。


本々堂で雇用された状態でも、屋号を持って、両方の労働ができる。今の自分にとってのベストです。


これから


本々堂で働き始めてから9年が経ちました。

今のところ福岡で店舗を構えられるような状況ではないですが、
ジュンク堂書店福岡店 MARUZENギャラリーで開催する古本まつりにて、販売の機会をいただいてます。
古書BGMとしてのネット販売も近々スタートさせる予定です。


ちょうど20代もあと数ヵ月で終わりです。(老けて見えるため30代にしか見られんが)

今まで本をほぼ読めないようなペースでやってきた所を、これからは健康に気を付けつつ、さらに工夫しながら売り買いに励みたいです。


最後まで読んでいただきありがとうございました。
改めましてですが、これからもよろしくお願い致します。